白井嘉尚と大滝正明による〔モリノ美術館ヱ・・・〕 はじまりました。

〔モリノ美術館ヱ・・・〕 はじまりました。是非ご高覧ください。
また会期中のイベント 11 月3 日(土:文化の日)15:00より会場にて、白井嘉尚と大滝正明によるギャラリートークが開催されます。




■展覧会名称: 『モリノ美術館エ・・・』

■出品作家:白井嘉尚 × 大滝正明

■会期:2012 年10 月30 日〜11 月12 日(11:00〜17:30) 会期中無休

展覧会趣旨
 美術とは、ものやことの美しさを求める営みです。そしてそれは過去の名作の中だけにあるのではく、またいわゆる「美しい」ものだけを求めるわけではありません。美術作品に触れる場所もまた特別の展示会場でなくても、職場であったり、商店街であったり、我が家であったりと、さまざまな形があったほうが発見の喜びがあるのではないでしょうか。

 大滝正明はプロのデザイナーとして40年にわたる活動を展開してきました。そして今、人と人を繋ぐ、とりわけ表現者と生活者を繋ぐインターデザインに関心を持ち、様々な場で展覧会を企画しています。白井嘉尚の作品世界をテーマとしたインターデザインとしては、『白井嘉尚美術館展』と題した、おおたきデザインギャラリー(2006 年)、カフェ池田の森(2008 年)、に続く第3回目の企画となります。

 <白井嘉尚さんが描く世界は絵画という領域を超えて様々なスタイルに変容するように感じることがある。絵画から空間へ、またあるときは絵画からグラフィックへと。また別の日には音の世界だったりする。私にとっては異なる領域へとつなぐインターデザインとして心地よいモティーフである。 (大滝正明) >

 過去二回の「白井嘉尚美術館展」と異なり、今回のコラボレーション展では、大 滝自身が "something else" と名づけた海岸漂着物に最小限手を加えた作品が展示され、白井のドローイングと不思議な共鳴をかもし出すことが期待されます。また、過去二回試行した白井作品をモチーフとした「ミュージアムグッズ」をさらに多彩に繰り広げ、展覧会の三本目の柱として展示する予定です。 この展覧会のキーワードである「森」という言葉に、白井嘉尚と大滝正明は、そ れぞれ異なる角度からアプローチしています。 白井にとって「森」は、「不定型」で「全体がつかめない」しかし「豊か」なもので、それは「描く行為の比喩」としてあります。そして大滝は「森」を人間が見直さなければならない「希望」であり「原点」と考えています。

 ギャラリーエスペースshiroko URL

http://space.geocities.jp/sspace263/